確定申告(2019)住宅ローン控除はe-Tax(イータックス)を使って簡単申請!その方法を画像付きで解説します!
2019年分の確定申告は来年2020年の2月17日から3月16日です。確定申告についてはサラリーマンの方々にはこれまで無縁であった人も多いのではないでしょうか?しかし、知らなかっただけで申請すれば返ってくるお金があるかもしれません。歯医者の詰め物で数万円いっていたり、家族全員の医療費が10万円を超えていたりしていませんか?もしも気になった方は下記ブログをご覧ください☆
今回は、住宅を購入された方が一年目にするべき『住宅ローン控除の確定申告』について書いていきます。これは義務ではありませんが、申告を行うことで10年間最大40万円が還付されます。しなければ0円です!これまでに確定申告をしたことがない方でも、わかるように解説しますので是非お読みください。
住宅ローン控除の2年目以降の動きはこちら☆
目次
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そもそも住宅ローン控除でどれくらいお金がもどる??
住宅ローン控除は、生命保険料控除などの『所得控除』とは違い、『税額控除』という区分のものであり、控除額そのものが返ってくることになります。控除を受けられる金額は年末のローンの残高の1%で、控除を受けられる期間は10年間。1年の控除金額の上限は40万円(耐震性や省エネルギー性など一定の条件を満たした住宅は50万円)となっています。
例えば、年末のローンの残高が3000万円だったら住宅ローン控除の額は、
3000万円×1% = 30万円
年末時点にローン残高に応じて10年間続くことになるので非常に大きな話ですね☆
4000万円以上のローン残高がある場合は、条件を満たしていれば上限の40万円が10年間かえってくるわけです(^_-)-☆来る消費税増税の対応措置としてもさらなる拡充の話も少し出ていましたね!
<住宅ローン控除の適用条件>
住宅ローン控除の適用を受けるための主な条件としては次のようになっています。
・控除を受ける年の所得が3000万円以下
・新築または購入したマイホームの登記簿上の床面積が50平方メートル以上
・中古住宅は築20年以下、中古マンションは築25年以下
・ローンの返済期間が10年以上
住宅ローン控除の適用を受けるには、住み始めた翌年に確定申告をする必要があります。2019年1月1日から2019年12月31日までに購入をされた方は、2020年の確定申告で住宅ローン控除の申請をする必要があります!
初年度に確定申告をすることで、残り9年分の「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」が送られてくるので、2年目からはその計算書とローンを借り入れた金融機関から送られてくるローンの「残高証明書」を使って年末調整で手続きすれば大丈夫です。初年度だけは頑張りましょう。
住宅ローン控除を申請するための必要書類
①源泉徴収票
これは勤務先から入手します。ここまでにetaxで入力してきた方なら持っているはずですね。
②住宅ローンの年末残高等証明書(原本)
金融機関から送られてきます。もしもこの二月や三月の時点で来ていなかったらすぐに金融機関担当者にTELしましょう!
③住宅の売買契約書(写し)
住宅ローンに土地の購入代金が含まれている場合は売買契約書の写しなどが必要です。不動産を売買した時点で受けとる書類なので自身で保管しているはずです。
④住宅の登記事項証明書
司法書士さんから送られてきているかもしれませんが、ない場合は法務局に出向いて取得するか、法務局のオンライン申請システムを使って入手します。おそらくここまででetaxを使って入力をしていたらその際に使っているかと思われます。
きちんと確認しておきましょう!
もちろん本人の確認書類なども確認しておきましょう。(マイナンバーカードや通知カードなど)
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の入力方法
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の入力については、下のブログの手順を踏みながら進んでいったところに、これに関する入力画面が出てきます。
※上記ブログの目次の中『・税額控除等の入力』をクリックです。
確定申告書作成画面から進めていくと下の画像の場面まで来きます。ここでいよいよ入力が始まります。
この一番左上の部分ですね!入力するをクリックすると入力画面になります。
実際の入力
①この画面まで進んだら、左上の『住宅借入金等特別控除』の入力するをクリック!
②住宅取得形態の選択と居住開始日の入力
ご自身の状況に合わせて記入しましょう!
③住宅や土地についての質問
ご自身の状況に合わせて記入しましょう!私の場合は上のようになりました。
④必要書類と適用要件を確認
必要書類を用意しましょう。上に書かれている・・・
『住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書』
⇒これはローンを組んだ金融機関から送られてきます。
『住宅の登記事項証明書』
⇒マンションや住宅を契約した際に司法書士さんから送られてくるはずです。
書類はきっちり管理をしておきましょう!
⑤金額や面積の入力
ここで入力する事項には、住宅購入時の売買契約書や登記事項証明書が必要ですから手元に用意して間違えないように入力しましょう!入力しようとしてカーソルを合わせると、『この書類のこのあたりに書いてますよ!』っていう画像が現れるので、それでわかると思います。下の画像のように!
⑥年末残高の入力
『年末残高証明書を入力する』クリックすると・・・・
お手持ちの年末残高証明書を確認しながら、見本をもとに入力しましょう!
⑦適用する控除の選択
⑥で入力した内容から、本年度の控除額が表示されます。ご自身の状況に応じて適用を受ける控除を選択して次へ進みましょう!このあと、入力した内容の確認画面になります。内容を確認したら次へ進みましょう!
⑧またこの画面に戻ります!
この画面に戻った時点で、これまで入力した内容が左上部分の『住宅借入金等特別控除』の部分に反映されていればOKです!
⑨ここから先の作業は・・・?
ここから先の部分の入力方法は前回のブログ
の最後の部分と同じですので参考にしてみてください☆
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e-Taxのデメリット!?
今回のブログは実際に書面を作成しながら書いていたわけですが、実は事件が起きました・・・。イータックスのサイトの動きが重いなぁと思いながら作業をしていたんですが、次へ進むをクリックしたときに画面に・・・・
『動作を停止しました』の文字。。
そう、作業中にサイトが落ちてしまったんです・・・。保存していたところまでは戻れましたが、していなかった分は再入力しなければなりませんでした。一回はやっていた作業なのでかなり早く終わりましたが、デジタル機器の恐ろしい部分を見ましたね。保存していなかったらと思うとぞっとします。機械で作業をするときのデメリットではあるなと感じました。
住宅ローン控除を受けながらふるさと納税はできる!?
質問を受けたので記事を載せておきます☆
本日のまとめ
ブログを打ちながら申告書を作っていたので時間がかかりましたが、入力作業だけならば結構早く終わりそうです。住宅ローン控除を申告する方であればこれだけなので、やろうと思えばそんなに大変ではないかと☆入力を終えて申告書をプリントアウトしたら、今度は必要書類を集めて、申告書とともに税務署に提出しなければいけません。そこまで終えて確定申告終了ですから、まだ気を抜かずに頑張りましょう!申告書をこのやり方で作っいていつも思うのは、同じものを手作業でするとか・・・無理!!ということです。(無理というか面倒だなという・・・)やはりこのシステムはかなり便利だと思います。昼間に税務署に行くことなど到底不可能な私にはかなりありがたいシステムです。現時点では確定申告はまだ先ですが、住宅ローン控除を申告する方の参考になっていれば幸いです☆
hirohito6001