就職したら貯金を始めましょう!早く始めれば始めるほど当たり前ですがお金は貯まります!簡単だけど意外とやらない貯金術
今回の記事では新社会人としてこの春から社会に出る方々に向けてお金を貯金する方法について書こうと思います。今日書いていく内容は、思わず『そりゃそうだろ!!』と言われるかもしれませんが、その当たり前のことを続けることがお金を貯める近道なのです。この方法についてはリスクはほぼありません。投資でもないので、元本が目減りしていくこともありません。
投資については巷では早く始める方がいいとよく言われていていますが、少なくとも今はコロナの影響で市場が乱高下していますし、今後の経済の見通しが不透明なのでタイミングが難しいです。買うならば底値を掴みたいところですし、そもそも購入には資金が必要ですから、まずはそこを確実に貯めておきたいものですね!
目次
スポンサー・リンク
こうすれば年間50万円貯まる!
さて、新社会人の皆さんは入社して1カ月目からコロナの影響を受けて中々普通ではない状況で新たなスタートを切られたと思われますが、いかがお過ごしですか?
そして、入社して早1カ月!初めてのお給料も支給されましたよね☆このお金で親御さんに感謝の印を示した人もきっといらっしゃることでしょう!
ただ、今からが大事です!早い段階で仕組みを構築しておきましょう!当たり前、且つ、具体的な方法を書いていきます。
50万円貯める具体的方法
①年間50万貯めるならば、月々いくらの貯金が必要?
目標を達成するために、大きい目標を立ててそこへのプロセスを具体的に考える必要があります。
50(万円)÷12(カ月)=4万1666(円)
⇒月々およそ4万円ちょっとを貯金すれば達成!
目標を50万円とすればこのような形になりますね。目標を倍の100万にすれば単純にこの倍を月ベースで貯めていく必要があります。これをきちんと自己管理でできる人はもうOKなのですが、私は多分ムリです。ですから貯金方法を変えました!
②貯金する方法はズバリ!!
その方法とはズバリ!!積み立て貯金!!
『勝手に貯金される仕組みを作ること』
上に書いた通り、ただ貯金をするだけではなく『勝手』に貯金される仕組みを作ることが重要なのです。新社会人になると、働いた分毎月給料が支払われます。それはもちろん手渡しではなく銀行振り込みが大半ですよね。その振り込まれる時点で貯金に回しておくのです。
・月に使える最大金額は20万円!
・目標達成に必要な月の貯金額は4万円2千円!
・手取りから貯金額を引いたら15万8千円!
⇒15万8千円で生きることを習慣化すると実現!
要するに、先取り貯金をしてしまうわけです。そうしておけば、手元のお金が次の給料日までに底をついても年間50万円は確実に貯まることになります。
やはり、手元にお金があると気が大きくなってしまったりしてあるだけ使ってしまう可能性がありますよね。でもこのケースであれば、前もって貯金に回っているので、あるだけのお金が15万8千円しかありませんからそれ以上使うことはできないわけです。この生活習慣が大事になってきます。
③貯蓄できるシステムの構築
1:財形貯蓄制度の利用(会社員)
⇒財形貯蓄制度を導入している企業にお勤めの方は利用できます。企業によっては導入していないところもあるので、一度総務や人事に確認をしてみて下さい。おそらくたいていの場合は、銀行の定期預金よりは利率がよいはずです。
2:共済積み立て制度の利用(公務員等)
⇒公務員など共済組合に加入できるような職業の方は利用できます。おそらくリーフレットなどで告知をされるので、申し込みができます。これも利率がよいはずです。
3:金融機関の定期預金の利用(誰でも)
⇒銀行自身が『定期預金』というサービスを実施していて、毎月の決まった日に自動的に普通口座から定期預金口座へ資金を移して貯金をしてくれるサービスになります。入社前に、給与振り込み口座は勤め先に伝えて、その口座に給料が振り込まれて始めましたよね。何も設定していなければ、そこに全額振り込まれているはずです。勤め先によって変わるのですが、上記3つほどが先取り貯金をする方法として挙げられます。
もしかしたら金融機関での定期預金を申し込まれる場合、銀行の方から『投資信託の勧誘』や『外貨預金』の勧誘を受けるかもしれません。もちろん話を聞いてみるのは勉強にもなるので大いに結構かと思いますが、魅力的だと感じても『その場で即決』はやめましょう!銀行は商品を売りたいので、相手に知識がなければないほど、漬け込んでくる可能性があります。漬け込んでくるという表現は失礼かもしれませんが、それが親切で言っているのか、勧誘で言っているのかをその時点で判断できない程度の知識量であれば、契約をしてはいけません。
・給料日に設定しましょう!!
⇒1日でも手元に全額あると意思が揺らいでしまします。これはマストです。
これで、貯金4万円2千円は完成しているので、残額約16万円を仮に毎月全額使っていたとしても年間48万円、二年間にすると96万円と100万円に迫る勢いで貯金額が増えていくことになるのです。
スポンサー・リンク
④財形や定期預金の開始時期は・・?
これに関する答えは・・・とにかく早くです!財形や共済は職場内で話を進めていくのですぐの対応はできないかもしれませんが、銀行の定期預金なら今すぐでも開設しに行けます!
なぜこんなに急かすかというと、給料満額ある状態の生活を体験しないようにするためです。お金はあればあるだけ使うことができますが、ある分しか使えないのも事実です。だから早く始めて貯蓄額を引いた分の口座残高で生活することに慣れることが重要なのです。
初めから、手取り20万円で4万円を別に移して16万円で生活している人と、毎月20万円使っていたのに急に16万円で生活しようとする人ではストレス度合が違います。
私が、新社会人必見と書いたのはそのためです。初期段階で使える金額を制限している方が意外とストレスも感じないのです。なぜならそれが普通になるからです!
⑤財形・定期預金のメリットでありデメリット
この貯蓄方法の最大のメリットでありデメリットはこの点です!
『普通の口座みたいにATMですぐにお金をおろせない!』
普通預金とは違うので、すぐにおろせないのです。だから、貯まるのですが、急な入用の時は結構焦ります笑
あっもちろん引き出しはできるのですが手続きが必要ですので、リアルタイム出金はできないということです。これが貯蓄額が増加していく本質ですね☆
⑥私の過去の事例
今回の記事では、年間50万円を例に書いてきましたが人によって手取りも違うでしょうし、住宅環境(実家や一人暮らし、会社の寮など)によっても月々の固定費(高熱水道費など)が違ってくるので一概には言えませんが私の場合を書いてみます。
・都内メーカー勤務で社員寮に住む
・多忙すぎて支出の大半は外食費
・手取り:22万円くらい
・年間貯蓄目標を150万円に設定
・計画は月8万円+ボーナス54万
(月に14万円で生きていけるはずなのでボーナスはほぼ積み立てへ)
・彼女無し、車無し
こんな設定でやりました。きついかなとも思いましたが、意を決して銀行で積立額を記入する際に書いてやりました( `ー´)ノ
14万円で生活していたことになりますが、その時のライフスタイル(朝起きて会社に行って家帰って寝るだけ・・・)であれば、十分な額でした。大学時代の方がもっと少ないお金で生きていたので笑
結果は大成功☆
1年目でこれが成功したら怖いものはありません。その手取りで一年間生きられることが証明されたわけです☆
そこからは、通常であれば毎年少しくらいは給料が上がっていきますよね?そうなればそのままのライフスタイルでは確実に余裕が出ますし、仮に1万円昇給したとしたら、月々の積立額を5万円にしても初年度と同じ生活水準は保てるわけです。
そんなこんなで、途中で車を買ったりして一時的に大きな支出はありましたが、普段の生活水準は維持しながら最大時には900万くらいにはなっていたかと思います。この設定であれば6年間同じ設定でほったらかしにしていれば貯まるんですよ900万円☆
新卒から6年たつと28歳とか29歳くらいですよね。そうすると人生最大のイベントかもしれないイベントである『結婚』があるかもしれません。900万円がその時点であれば、よいスタートを切れるかもしれませんよ☆
・転職したのと年齢とともに給料はアップ
・結婚して支出がかなり増えた
(住宅ローン、各種保険料等)
・年間貯蓄目標を25万円に設定
(4年で100万円を貯めようと決意)
・計画は月2万円でボーナスは0円
・外資保険にて外貨建ての終身積み立て10年を開始
(米ドル建てで結構突っ込んでいます笑。上の積み立てとは別)
結婚したら・・・・お金かかります!結婚資金と住宅購入で手元のキャッシュは大幅に減少しました笑。もちろんこれまで1人で生きてきたのが最低でもそれが2人になるわけですから、さすがに同じ貯蓄額では無理でしたので、積立額は最低限にして、補償と貯金を兼ねて外貨建ての保険積立をしています。為替リスクはありますが、長期で保有することでドルコスト平均法により、ある程度は落ち着いた水準でとどまる予定です。そこからは運用益が入ってきますので、子どもが出来てもある程度対応できるはずと判断しています。
スポンサー・リンク
貯金以外にやった方がいいと思うこと
①クレジットカードなどキャッシュレス決済を利用!
上の記事でも書いていますが、各種支払いを今後行っていく中で、私は”得をしえいきたいのならば”現金払いや銀行引き落としが一番損をすると考えています。少しでも得したいのであればカード払いをすることが一番お勧めです。
新社会人だとカードをそもそも発行できるかはわかりませんが、ある程度継続して給料をもらい始めたらクレジットカードの発行申請をしてみましょう。明らかに現金払いをし続けるより得です!
②自分の収入支出を確実に把握する!
自身の収入と支出を把握できていないと、長期の計画など不可能です。行き当たりばったりでも生活はできますがお金は貯まりません。きちんと把握しましょう。もちろんこの時代に、レシートを全部置いておいてノートに家計簿をつけようなどという気はさらさらありません。便利なアプリがいろいろとあるので自身にあったもので管理しましょう。管理するうえでもクレジットカードを使っている方が情報がリンクするので都合がよいのです。現金払いは手入力となり時間がもったいないです。ちなみに私はマネーフォワードというアプリで収支の管理をしています。無料版で十分です☆