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スノーボード(スキー)にはプロテクターやヘルメットは必須!怪我を防ぐためにも使うべきこれだけの理由!!

スノーボード(スキー)のプロテクターやヘルメット!大怪我を防ぐには絶対必要!道具の中でも本当に重視しないといけないのはこれです!

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 少し寒くなり始めた今日この頃。スキー、スノーボードファンの皆様は雪山のたよりを今か今かと待ち望んでいることでしょう。

かくいう私もその一人で、年末に行く北海道旅行が楽しみで仕方がありません。今日は、私自身がスキー・スノーボードをするにあたって最も重要であるといっても過言ではない『プロテクター』について書きたいと思います。

もしも、この冬にボードやスキーに行かれる方で持っていない方がいるならば、絶対に購入するべきです!!

目次

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 プロテクターしてますか??

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 みなさんはプロテクターはつけてますか??私はもちろんつけています!もはや私は、プロテクターがなければ怖くて滑ることは多分できません・・・。

  • 頭をヘルメット
  • 上半身は上の画像にあるような亀の甲羅みたいなやつ
  • 前面は肋骨パッド、腕周りもクッションガード
  • 下半身は腰回りと膝をガードしています。

ちなみに私はスキーヤーです。もしかしたらプロテクターと言われるとスノーボードのイメージがあるかもしれませんが、スキーヤーも絶対につけるべきだと私は思っています。

10年前くらいの筆者笑

vimeo.com

10年前くらいでパークに入り始めて2年くらいで怖いモノ知らずの時代です笑。後半ポロシャツみたいなので滑っていますが、腕の黒い部分もプロテクターで、もちろん背中には甲羅、下半身もプロテクターをつけています!この記事の後半に失敗したやつばかりを集めた動画を貼っています笑

 

データで見るスキー、スノーボードの怪我

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少し古いデータですが2015年~2016年シーズンの全国スキー安全対策協議会がまとめたスキー場障害報告書から抜粋してみました。

(参照:http://www.nikokyo.or.jp/safety-snow/2015-2016.pdf

 

<スキー・スノーボードの受傷者割合>

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受傷者は、スキー<スノーボードという割合ですね。

 

<受傷者の技術レベル>

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けが人の中では、スキーヤーの『初級、初めて』の割合が38.6%スノーボーダーの『初級・初めて』の割合が55.3%となっています。

やはり、経験が浅いことは怪我をするリスクが高いといえます。

 

<怪我の部位 スキーヤー>

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スキーヤーの受傷部位で多いのはやはり膝

スキーは両足がそれぞれ独立しているために、不意な転倒や猛スピードでの転倒時に、板が雪面に触れてしまうと思いもよらぬ方向へ足が持っていかれたりしてしまします。

半月板や靭帯の損傷などもスノーボードに比べると起こりやすいのかもしれません。

 

<怪我の部位 スノーボーダー>

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スノーボーダーの受傷部位で多いのは手首と肩。転倒時に手首をつく頻度が高いことと、肩についてはもしかしたらキッカー(ジャンプ台)での回転時に空中で体の軸が後ろに傾いて肩から地面に叩き付けられての打撲、脱臼、骨折が多いのかもしれません。

しかし、この中で初心者ボーダーに警鐘を鳴らしたい項目があります。それが『頭』です。スキーと大きく違うのが『頭を打つ頻度』です。

スノーボードでは逆エッジという現象が起きることがあります。これが起きると、体の正面から地面に叩き付けられるか、もしくは体の背面から地面に叩き付けられます。その際に後頭部を強打するのです。

脳震盪や、脳内出血など生命に関わる怪我につながるリスクがスキーに比べて高いことを忘れてはいけません。

 

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プロテクターをするべき4つの理由

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①転倒によるけがを防ぐ!

これがまず第一義でしょう。特に初心者の方や初挑戦の方に多いと思うのですが、スノーボードでもスキーでもうまい人の滑りのイメージで雪山に出かけることだと思います。

でも、これらのスポーツ。そんな簡単なわけがありません。初日は苦行だと思いますし、思っていたのと違うと嘆いているかもしれません。

スイスイと滑っている人たちがスイスイと滑れる理由は練習を積んだからです!

 

<スノーボード>

スノーボードは両足が1枚の板に固定されています。その板を横ノリで滑っていくわけなのですが、転倒した時のことを想像してみて下さい。

つま先側から前につんのめった形でこけるか、かかと側に引っかかって背中側から後ろに倒れるパターンが多いです。

予測できるものは受け身を取れるのですが、恐ろしいのが逆エッジというやつで、板が雪に引っかかっていきなり背中側か正面側から地面に叩きつけられます!

 

つま先側から転倒した時のリスク

手をつくので手首を痛める可能性

膝を地面に強打。

(初日に青タンが出来た人もかなりいるのでは?)

 

かかと側から転倒した時のリスク

おしりを地面に強打

背中を地面に強打

後頭部を地面で強打

頭は本当に危険です。これについてはヘルメットで防ぎたい)

 

<スキー>

スキーは片足ずつ1枚の板に固定されています。そのため、転倒中にスキー板が地面に触れると思いもよらぬ方向に膝が回ってけがをするリスクがあります。

またスノーボードと大きく違う点は、スキー板は転倒の状況により外れるようにできていることです。

板が取れることでスキーヤーの足の怪我を防いでいる反面、それが自分に飛んできたり人に向かって飛ぶこともあります。

スキーはスノーボードほど頭を打ったりするリスクは低いものの、転倒してぶつける場所はやはり痛めます。もちろんスキーにも予測できない逆エッジが起きることもあります。

 

転倒した時のリスク

手をつくので手首を痛める可能性

体が色々な向きで雪面に強打する

外れた板が自分に向かって飛んでくる可能性

(これはなったことがあります。ヘルメットに守られました)

 ちなみにヘルメットの着用率はスキーヤーの方が高い傾向があります。               

このように転倒した際の衝撃を緩和してくれるのがプロテクターです。

もしかしたら技術に相当の自信があって、『私は大丈夫!!』と思っている方もいるかもしれません。

確かに自分で勝手に転んで吹っ飛ぶ分には車でいう自損事故ですから、技術とともに回避率も向上することでしょう。でも防げないものもあります。次です。

 

②衝突された時のけがを防ぐ

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スキーでもスノーボードでも、防げない事故があります。それが『人に突っ込まれる』ことによる転倒です。こればかりは本当に突然来ます!

私が実際にあった事故と友人の事例を紹介します。

 

<私が以前負ったけがの話>

大学生時代にボードをしに行った時です。シーズン開始当初で、ゲレンデはまだ全面オープンではなく、限られたコースのみの営業でした。当然ながらその分、ゲレンデでの人口密度は高くなります。ちなみにこの時の私は、上半身下半身プロテクターありのヘルメットなしでした。人の間をすり抜けながら滑っていると、私の左から突然私の目の前を横切ってきたボーダーがおり、あろうことか私の左足前部の板(レギュラースタンスのトップ部分)に乗り上げてきたのです。私自身は前へ進む力が働いている状態で板の前面に乗られたわけなので私はそのまま前につんのめり、前方宙返りのように前に向かって吹っ飛び、背中を強打・・・・。『大丈夫ですか!?』とその人が来るも『だっ大丈夫』と答えてしまいました。動こうとする気づいたんです。立てないということに・・・・。ちょっと動こうとすると電撃が背中に走り、立てる状態ではありませんでした。結局パトロールの方に運んでいただきました・・・・。病院での診療結果は『強度の打撲』一カ月ほど安静で過ごせとの診断。シーズン初日で終わりました・・・・。

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<友人の話>

彼女はボーダーで、当日は上半身下半身プロテクター+ヘルメットです。彼女はスキーヤーに突っ込まれました。そのスキーヤーは転倒して彼女に向かって突っ込んできた際に足が上がっていたらしく、そのままその板のエッジ(板についている刃物みたいなところ)が彼女の膝に横からスパッと入り、プロテクターを通り越して彼女の膝を切りました。出血量が多く、すぐにパトロールがきたものの、そこで彼女は気絶。病院直行でした。彼女も当面の松葉杖生活を余儀なくされました。

こんなけがは・・・防げないです。いきなり来るので・・・。だから万が一の時のけがを少しでも軽減するためにプロテクターを付けておきましょう!

特にスノーボーダーが後ろを確認せずにグラトリをやったり、スキーもスノーボードもコース脇のジャンプできそうなところからいきなり飛んできたりする場合もあるので注意が必要です。

 

③防寒具としての意味

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雪山は当然寒いですから、インナーなどを色々と選ばれる方も多いかと思います。

プロテクターは、イメージとすればスキンズやアンダーアーマーなどのような生地にウレタンやプラスチック系のガード素材が入っている感じです。

ですから、普通のインナーよりも熱がこもりやすいので思っている以上に暖かいです。

寒さも防げて、けがも防げるとなれば一石二鳥です。

 

④気持ちの余裕を生み出す

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これはかなり大切です。初めてボードをしてコケまくった日を思い出してください。ただでさえ体は筋肉痛でバキバキ、おまけに膝とおしりを打ちまくってひどい打撲。

次の日にハイテンションでは中々いけない肉体状況と精神状況になります。でも、少しでも膝や体の負担を軽減できていればちょっとは余裕も出てくるはずです。

その余裕を生み出すのもプロテクターの役割といえます。

現在の私は、スキーでもいわゆるフリースタイルスキーというジャンルをしているので、キッカーというジャンプ台やJIBといわれるレールやボックスなどの人工物に乗ったりしています。

レールなどで失敗すれば体は鉄にたたきつけられますし、ジャンプを失敗したらかなりのスピードと高さから地面に叩き付けられます。

もしもプロテクターがなければ、不安が増してパフォーマンスも下がり失敗するという無限ループに突入です。私はおそらくプロテクターを忘れたら飛ばないと思います。

 

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 実際のスキー場での転倒シーン

私と仲間が吹っ飛んでる動画集

       www.youtube.com これは、私が仲間内でスキーの撮影をシーズンを通して行い、こけたり吹っ飛んでいる映像を集めたパートになります。私は紫パンツに茶色ポロシャツですが、私を含め、全員ヘルメット、上半身、下半身プロテクター着用です。私のスキーヤー仲間の中ではヘルメットをかぶっていない人は一人もいません!面白おかしく編集できているのもけが人がいなかったからです。私たちのスキーメンバーはこういうアクロバティックなことを山でするために、オフシーズンにはトランポリンやウォータージャンプなどでトレーニングも年中やっています。

スノーボードの場合

        www.youtube.com

TRYANGLE FILMさんの動画ですが、面白おかしくクラッシュパートを編集されていたのでここに載せました。出演されている方がたのレベルはとても高く、見る分にはかなり面白い動画ですがたぶん痛いと思います笑。この映像の中にも逆エッジの映像や頭を打っている映像が見られます。こういううまい方々の映像で私が特に感じるのは、ヘルメットを着けているひとがほとんどいないことです。プロの方々はファッション性を重視してかっこよかったりかわいいスタイルをされます。このような方々は技術はある方々なのです。スノーボードを始める方は、この映像のような方々のレベルには到底というか絶対及びません。かっこよさも大事だし楽しいのですが、体を守らないとそれこそ続けられませんから、防御しましょう

日常で起こりそうな動画

        www.youtube.com

途中で出てくる衝突は周りを見ていれば回避できそうですが、見ていないから衝突してしまうわけですよね。キッカーで飛びすぎている映像も、ちゃんと練習している人であれば進入速度が速すぎることに気づきます。その基準もわからない状態でジャンプ台に入るのは自殺行為です・・・。

私が思う最大限の防御

とにかく、上からヘルメット、上半身プロテクター、下半身プロテクターは絶対です。プロテクターとかヘルメットとかがダサいとかそんなことはないです!

プロテクターもつけずに無謀なことをして大怪我している人の方がよほど格好悪いです。

スキーヤーもスノーボーダーも大人も子どもも関係ありません。一生残る後遺症やけがを負うリスクを少しでも下げましょう!!あと、サングラスも私は勧めません

以前私が友人を追いかけながら撮影していた時に、転倒してカメラが顔面にあたりました。ゴーグルのレンズが割れましたが大量の鼻血が出ただけで済みました。あれがサングラスだったら顔の骨が折れていたかもしれません。

ゴーグルは顔面の防御の意味もありますから、かっこいい気もしますがサングラスよりもゴーグルを付けましょう!!

もしも現時点で、プロテクター類を持っていないのならば絶対に買いましょう!!ウェアより何より、お金をかけるところはここです!!

 

私が使っているギアを参考程度に載せておきます。本当にプロテクターはお金をかけましょう!

<ヘルメット>

私が使っているbernのヘルメット!つば付きで結構かっこいいと思っています☆

<上半身プロテクター>

私が使っているやつが廃版になっていたのか商品を見つけられませんでしたが、このような上半身全体を守るものがいいと思います。

<下半身プロテクター>

 私は、防寒も兼ねているので、ハーフパンツタイプではなくロングタイプを着用しています。守りたいのは、腰周り、腿周り、膝周りです。

プロテクターについてのまとめ

 今回の記事で伝えたかったことは『とにかく体を守りましょう!』ということです。

スキーやスノーボードは本当に楽しいスポーツです。でも楽しいなと思えるようになるには時間がかかりますし、練習も必要です。だからこそ最初のダメージを軽減することも重要なのです。

そして慣れて上手くなってきたら、新たなステージへ上がるべくどんどんと挑戦していくことでしょう。その時にも体を守ってくれるのはプロテクターなのです。

スキーヤーの中ではヘルメットなどはかっこいいという風潮が高まって多くの方が付けていますが、スノーボーダーの中ではまだまだ浸透しきっていない様子をゲレンデで感じています。

外国では着用が普通なので、北海道で外国人スキーヤーやボーダーと話すと日本人の着用率の低さに驚かれていました。

プロの人がかぶっていないのは撮影だったりスポンサーの関係もあります。でも大半の人はプロではありません。体をしっかり守って、よきウィンターライフを送ってください。そして長く続けてもらいたいと思います。

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